第30章 吐息の味
雫
「拓巳くん!!!待て!!!」
雫くんが大きな声を出した。
拓巳
「な、なんですか💦ビビった……(;´д`)」
雫
「確か…人間の赤ん坊は首がすわってない状態で産まれてくるんだよ…
だから…首を支えて抱いてあげないと…」
拓巳
「人間の赤ん坊か?小夜ちゃんて(´-ω-`)」
←私に失礼
雫
「忘れたの?…小夜ちゃんには半分…
人間の血が流れているんだよ。
用心するに越した事はないよ…」
拓巳
「なるほど…(*´꒳`*)
というか…雫さんて育児?に詳し過ぎやしないっすか?
もしかしてバツイチとかww」
雫
「バツイチ?なにそれ………まあいいや、
僕が赤子に詳しいのは……
まだ人の刀として人間界で暮らしていた時に………」