第26章 ムラサキの味
"ガラガラガラガラッ…"
佐藤
「(´⊙ω⊙`)わぉ…」
お風呂の戸を開けた瞬間から、
菖蒲の葉の香りが漂ってきた。
白夜
「どうだ?大丈夫そうか??」
ランプの薄明かりの浴場で先に待っていた白夜さんが、
心配そうに私の様子を伺ってきた。
佐藤
「うん、好きな匂い(*´ω`*)」
白夜
「そうか。良かった。」
そしていつものように白夜さんは、
私を風呂椅子に座らせると
優しくかけ湯をしてくれた…
"ザッ……"
佐藤
「白夜さん、いつもありがとね…」
白夜
「………」
"コトッ…".
すると白夜さんは手桶を下に置くと、
私を背後から抱きしめてきた。
佐藤
「…白夜さん?どうしました??」
(なんか…あれ?白夜さんいつもと違う??)
佐藤
「ん?どうしたんですか??」
そして…
私を抱きしめた手をそっと肌襦袢の胸元の中へと移動させて
佐藤
「…っ……///」
敏感な所に触れた。
佐藤
「白夜さん💦ど、どうしたの?💦
あ、あの……」
妊娠してからこんな事は、
一度も無かったから私は感じながらも焦る。