• テキストサイズ

ド ロ ッ プ ス .

第25章 主夫の憂鬱味





【白夜視点】




佐藤の悪阻が落ち着いてきた最近は、


俺もすっかり家事に慣れてきていた。


佐藤曰く今の俺は主夫と言うらしい。










佐藤
「もう少し……あと少し……」











白夜
「おぃ!何やってんの!??」











でもたった1つ慣れないのは、佐藤の予想外な動きだ。











佐藤
「あの上にあるお皿に盛り付けたら

煮物が美味しそうに見えるかなって…」









白夜
「見えるかなって…💧

ほら降りな危ないから…俺が代わりに取るから。」









佐藤
「はぃ、はーぃ(-_-)」










白夜
「なにその反抗的な返事は。」












佐藤
「だって…白夜さんは、あれもダメこれもダメって

厳しすぎるんだもん!!

もう安定期なんだから少しは動きたいのぉ(;´д`)」

←もうタメ口で話してます











白夜
「それはお前の事を想って言っているからだよ。

何故分からないんだ。」











だが……こんな言い合いも、


実は俺は楽しんでいる節がある。











佐藤
「分かってるよ…

私のこと"大切だから"心配して言ってくれてるって…

だけど白夜さんばかり動いて私が何にもしないのは申し訳ないの。

白夜さん…私に出来ること…ない?」








そうこうやって必ず最後は上目遣いで、


すがり寄って来るのが堪らなく愛おしいからだ。







/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp