• テキストサイズ

ド ロ ッ プ ス .

第24章 ミックスの味





朝靄を分けて爺ちゃんの畑仕事にやってくると…









"ザクッ…ザクッ…"









鍬で畑を耕している音がしてきた。










佐藤
「爺ちゃん!!」











私は畑に向かって叫んだ。



すると…










"あーーーいょーー"











爺ちゃんの声で返事が返ってきた。











(爺ちゃんだ!!)











私は安心して、



更に声の方に走って行くと…










佐藤
「?」









確かに声のする方に来たのに爺ちゃんが見当たらなかった。










(爺ちゃん💦)










私は焦ってもう一度叫んだ。











佐藤
「お爺ちゃん!!」











すると…今度は…



さっきとは正反対の場所から…












"あーーーいょーー"










と聞こえてきた。



爺ちゃんは家族も認めるせっかち屋さんだったから、



違う畑の方に行ったんだなと私は納得し、



そちらに向かって走り出すと……








/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp