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ド ロ ッ プ ス .

第19章 裏切りの味





白夜
「…まあいい…

………それより衣墨……お前に礼を言う。」










佐藤
「?」










衣墨
「あんだって?」











さっきまでの白夜さんは何処へやら…


瞳の色も元に戻りすっかり"いつもの白夜さん"だ。


それから…動揺する私と衣墨さんとは違い、


雫くんと拓巳くんはいたって落ち着いている。










白夜
「お前じゃない奴に佐藤が渡っていたら

間違いなく死んでいた…」













衣墨
「…まぁ…それな〜」










白夜さんは私を身体から離すと、



衣墨さんの前に立ち深く頭をさげた。











白夜
「この度は嫁を匿ってくれた事に礼を言う…

ありがとう衣墨。」











佐藤
「…………」










(白夜さんが頭を……)











衣墨
「………あぁ。

だからもう血迷っても…嫁さん手離すなよ……」











白夜
「あぁ、言われなくとも。」










衣墨
「……それじゃ、びゃくに頭下げてもらって気分良いうちに消えるや。

じゃあなびゃくに佐藤。」










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