第18章 マーブル味
すると札は消え、
それと共に佐藤の妖糸が解け無くなった。
衣墨
「……これで良し、お前はこの時から自由だ!!」
佐藤
「…自由って……妖界で私に自由なんてあるんですか?💦」
衣墨
「…あっ…そーか…ないなw
それじゃ…お前は暫く俺の側に居させてやるさ。
これなら多少は自由になれるだろ??」
本当は心の何処かで、
この展開を望んでいたのかもしれない…
この女なら俺のポッカリと空いた心の穴も、
持て余している棒も癒してくれるかもしれないから……
佐藤
「えっ…それは…ちょっと……💦
あの…出来れば人間界に戻りたいなって(*´人`*;)……」
(やっぱり殺しときゃ良かったか…)
衣墨
「わりぃーな。俺は、
一度妖界に来た人間を元居た人間界へ戻す方法は分からないんだ。
俺自身は簡単に往き来は出来るがな…」
佐藤
「……そうなんですね……」
(まあ、俺は分からないがアイツは知ってんだろうけどな〜)