第17章 青春の味
(すっ、凄い速さ💦
いったい私は何処に……!??)
風圧で目を開けるのが少し怖いけど、
頑張って開けて見る…
佐藤
「あっ…」
ある場所を通り抜けた一瞬…
佐藤
「………良かった…」
(拓巳くんと末吉くん元の姿に戻れたんだ…)
山の中の木を頼りにフラフラと歩く2人が見えた。
衣墨
「アイツらときたら…いや末吉はともかくだ、
男の方は人間仲間を売ってまで身体を手に入れて幸せなんかねぇ〜」
佐藤
「…じ、じあわぜに……な"っでぼじい…でず…💦」
←風圧で上手く話せない
衣墨
「はぁ?…変な奴だな!お前…
いや…でも人間ってのは変な奴が多いのかもな……」
佐藤
「?」
衣墨
「……着くまでまだ少しかかるから寝ておけ。
暫くは嫌でも寝かさねぇからな!」
(この風圧で寝とけって…無理あります💦)