• テキストサイズ

ド ロ ッ プ ス .

第14章 グリーンアップル味





私は寂しい田園風景の中にある、


茅葺き屋根の古き良き日本家屋で生活を始めています。










白夜
「婚礼の儀はこの家で執り行うが、

佐藤、お前の身内が1人も居ないというのは寂しいだろう。

閻魔に頼み"死んだ身内"を1人2人見繕うか?」











産女妖怪(うぶめ)さんが持って来てくれた、


何種類かの白無垢から一着を決める為に…


奥の間で悩んでいると"ある意味ドキッ"とする事を聞かれた。











佐藤
「……えと……」











(死んだ身内って…💧

知ってる身内で亡くなってるのって、

私の事が嫌いなお爺ちゃんだけなんだけど💦)










白夜
「誰か居ないのか?」












(お爺ちゃん…呼ばれたって嬉しくないよね……)












佐藤
「いぇ…私は拓巳くんが出席してくれるかと思うので、

身内が居なくても寂しくないです(*´ω`*)💦」










白夜
「拓巳は参列させないぞ"犬"だし。」










佐藤
「!?」








/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp