第13章 黒糖味

白夜
「閻魔、声もしっかり覚えてくれ。」









閻魔
「…案ずるな承知している。」










(やっぱり閻魔様も反対しているのかな？💦

凄くテンションが低い気が…)











白夜
「………用は終わった。

佐藤、妖界に戻るぞ。」









佐藤
「え…」









白夜
「なんだ？ここに居たいのか？」










(なんと言うかアッサリ……💦)










佐藤
「い、いえ。あの拓巳くんは……」










白夜
「拓巳？…まったく世話のやける愛犬だな……」











白夜さんは、


ヤレヤレといった感じで赤鬼さんの元へと歩き出す。









佐藤
「まっ、待って下さい私も💦」









急いで私も歩き出す。









でも…











(このまま帰ったら閻魔様に失礼だよね💦

お仕事の途中で話を聞いてもらったのに……」









私は立ち止まり閻魔様の方を見る。