第12章 シナモン味
三毛猫
「チッ…降参だよ降参……
負けたニャン……どーぞ好きにしてくれニャン……
…お腹に顔を埋めてモフモフとか…
ただし…
お腹には特大のノミがいるけどな( ̄ー ̄)」
三毛猫ちゃんは、
突然地面に仰向けに降参スタイルで寝そべった。
(ノミ!?どこどこ!?)
その姿はどこからどう見たって、
日向ぼっこしている可愛い猫にしか見えない。
拓巳
「……白夜さん…殺っちゃって良いですか?」
しかし、そのふざけた降参の仕方が拓巳くんの
気に触れたのか…
(や、ヤバイよ!猫ちゃん!!!
拓巳くん本当に殺る気だよ!!💦)
白夜
「そうだな。
害役でしかない奴は処分するに限る。
いけ、拓巳。」
拓巳
「イェッサーァアアアアア!!!!!!!!」
←忠犬
佐藤
「\(>口<) /きゃあーーっ!!やめてーッ!」
三毛猫
「(=◎ 口 ◉ ;=)ファ……ファック!!!」