第9章 バナナ味
佐藤
「(´⊙ω⊙`)!!」
(いけない!見惚れてて…)
誰かが私のふくらはぎをツンツンした感触に気付いて我に返った。
佐藤
「すみません💦つい景色に見惚れていて…」
私は急いでふくらはぎに視線を落とした。
?
「そうでしたか!
わたくしめもこの景色は好いておりますゆえ、
貴女が見惚れてしまい、
呼びかけに気付かなかったのも分かりますです!
だからどうぞお気になさらずに!!」
そら豆のような風貌の小さな妖怪が、
簡素な着物を着て元気いっぱいという感じで立っていた。
(か、可愛いぃ…(*´ω`*))
?
「さっそくでございますが!!
この豆助が貴女のお席にご案内いたしますゆえ、
どうぞ後ろについてきてくださいませ。」(ペコ)
佐藤
「はい!宜しくお願いします(*´ω`*)」
←可愛いの大好きっ子
豆助
「ではではこちらです!!」
私は可愛い豆助ちゃんの先導で後ろを歩き始める。
佐藤
「(*´ω`*)」