第8章 ハニー味

拓巳
「だ…大丈夫……ごめん…性感帯が背中で……」









オスの犬らしくなく、


うな垂れた格好で座り込んでしまった拓巳くん。










(拓巳くん…)










白夜
「拓巳…

お前はイノシシ女の一生を面倒みれる自信はあるか。」








白夜さんはそんな拓巳の側に立ち見下す。










拓巳
「……身体さえ元に戻れば………」










白夜
「という事は、

今の姿のままでは自信がないという事か…

それではイノシシ女をお前の側に置いても

そうさな……

生き延びれて1日…いや半日だろう。」








拓巳
「そんなことない！！」

白夜〈いやそうだ。(キッパリ)









拓巳
「俺は佐藤に惚れてます！！！

初めて逢ったあの日から……

だから妖怪なんかに渡したくないんです！！！」









佐藤
「(#´⊙▱⊙`#)」









白夜
「拓巳、お前も妖怪だ」










拓巳
「俺は良いんです！！」