第8章 ハニー味
白夜
「ところでキミは何故ここにいる?」
佐藤
「あっ…はい。
私…捕虜所に来た日に選別されまして…
良かったのがどうか分かりませんが…
子孫繁栄を担う事になって、
妖怪のお見合いパーティーに参加する事になりました。
それで…今日がお見合いの日で……
だから指示されるまま此処に来たんですが…
門で待っていると聞いた
"火車さん"さんが見当たらなくて💦」
拓巳
「お見合い!?子孫繁栄!??ちょ…待てよ!!」
白夜
「なるほど…なぜキミが此処に居るのかは分かった…
だが違う事も分かった。」
佐藤
「え?」
白夜
「喜べ、キミは間違いなくイノシシだ。」
佐藤
「(´⊙▱⊙`)」
白夜
「イノシシ同様…周りが見えないのか…
はたまた"火車"と言う漢字が読めぬのか…
まったく呆れるばかり…
見合いで…キミの見てくれだけを見て決めた男は、
本当に可哀想な妖生を送るのだろうな。」
佐藤
「(´⊙ω⊙`)」
(凄い馬鹿にされてる…💦)