第8章 ハニー味
白夜
「……ふふっ…
イノシシのわりには記憶力は良いんだな。」
佐藤
「Σ(-᷅_-᷄๑)」
(失礼!?)
"ザッ…ザッ………"
白夜さんから私の元に来てくれた。
白夜
「見間違えたかと思うほど綺麗になったな、
やはり俺の見立ては悪くなかったか…」
佐藤
「(#・Д・#)え?」
白夜さんは、
私が着ている着物に触れると、満足そうな表情を浮かべた。
(俺の見立て…?ってことはつまりこれは……)
白夜
「…ん?何故頬を赤らめる?
奇妙なこともあるものだな…
お前は焦がれを知らぬイノシシ女だというのに。」
佐藤
「(´;Д;`)えぇ…💦」
(それ本気で言ってます!?
だとしたらかなり傷つくんですけど💦)
白夜
「ふっ……」
佐藤
「(´;Д;`)?」
ふいに溢れた白夜さんの笑み。
何の意味があるのかは分からないけど、
なんとなく私は"安心"した。