第6章 パイナップル味
その直後、
私達の寝所の引き戸が激しく開け放たれ…
すごい剣幕をしたツバキさんが髪を振り乱しながら入ってきた。
(ヒィッ(;´д`))
私は目と目が合わないように咄嗟に下を向いたけれど…
ツバキ
「おい!新人!!いい加減にしないと、ぶっ殺すよ !!」
佐藤
「!!」
そして…
佐藤
「きゃっ💦」
"バフッ"
凄い勢いで私の上に乗っかってきて、床に押し倒した。
(!!)
おかげさまで少し頭を打ってしまい視界が少しボヤける。
ツバキ
「お前が偽善でそこの屍女を看病したおかげで、
楽に死んで行ったじゃないのよ!!」
(……意味が……)
ツバキ
「そいつはね!
人間界で私利私欲の為に何人殺してきたかわかってんの!??
1人2人のレベルじゃないのよ!!
それだけじゃない!その罪によって、
この世界の赤月をよりいっそうに赤に染めた罪だってある!
だから…だから!
死なないようにギリギリラインで苦しめて、
モルモットとして生かしておいたんだっての!!
クソ女ぁ!!アンタのせいだ!!!」
佐藤
「!!」