第1章 いちご味
拓巳
「あの光玉…消えないじゃん………
もう21時過ぎてるから…
佐藤を家に帰したいのに…」
拓巳くんは、
さっきから自分のことより私の事ばかりを気にしてくれている。
佐藤
「拓巳くん…」
拓巳くんが居なかったら私、
こんなに安心して夜の神社に居られなかった…
拓巳
「そうだ!佐藤~
俺、姉ちゃんに電話してみるよ!」
佐藤
「お姉さんに??」
拓巳
「そっ!!
実は姉ちゃんさ…前に私は霊を払える!とか
言ってた気がするんだよね(´-ω-`)!
もしかしたら払ってくれるかも!?」
佐藤
「えー(´⊙ω⊙`)凄い!!」
拓巳くんは、
携帯を取り出しお姉さんに連絡を取る。