第3章 再会
_____翌、土曜日 3対3当日
部活開始時間より少し早く到着すれば例の2人が体育館前で練習してた
「お、おはよう......君達、バレー部だよね....今日月島達と試合するっていう.....」
私がそういえば、小さい方の男の子が振り向いた
日向& 『えっ?!なんで「翔陽」「」がここにいるの?!?!』
?(.......日向より小さい....というかこいつ....どこかで.......)
なんとそこには幼馴染の翔陽が居た、昨日は後ろ姿でしかも遠目だったから気付かなかった
日向「なっ、なんでがココにいるの?!あっ!!髪も!!男のk フガッ」
「ちょっ!!こっち....こっちきて!!!」
母方の祖母が宮城県に昔から住んで居て、私が東京に住んでいるときは年に何回か祖母の家に遊びに来ていた。そのとき祖母の近所に住んでいた翔陽と仲良くなり私が遊びに来るたびに2人で遊んでいた
が、年齢が上がるたびに私は学校などの理由で忙しくなり、高校受験の頃にはパッタリとお互い会わなくなっていた為、翔陽が烏野だった事、翔陽も同様に私が烏野に転入している事は全く知らなかった。ましてや私が男装しているなどと思いもよらず、翔陽はかなり混乱しているようだった
「......あのさ、翔陽.......わっ...私が男装しているって事は、みんなに内緒にしててほしいんだ.....」
日向「うん.....わかった!!でも、なんでは男装してんだ?」
「ありがとう、翔陽....えっと......理由はまだ....今はまだ話せないの.....でも、ちゃんと今度話すから!!!」
私は翔陽にバレないよう、少し泣きそうな顔を必死に抑えて作り笑いをする
?「おい、日向!今日負けたくなかったらさっさと練習戻ってこい!..............」
目つきの悪い男の子が壁からヒョイっと顔を出し翔陽を呼び戻そうとする、と同時になぜか私のことをジーッと見てくる