第16章 日常
数日後の放課後
キーンコーンカーン
(2日ぶりの部活だぁ〜!がんばろーっと!)「うわあっ!いてっ!」
東京から帰ってきた私、たった2日部活を休んだだけだか早く部活に行きたくて廊下を小走りで走れば、廊下の曲がり角で誰かにぶつかりベタッと床に倒れこむ
影山「うわっ!お前、大丈夫か?!って……大鷲!お前戻ってきてたのか!!」
「いっててて、あっ、飛雄か!うん、昨日の夜帰ってきたんだ」
ぶつかったのは影山で、圧倒的に小さい私だけが転んでしまうも、影山に差し出された手でひょいっと持ち上げられれば昨日帰ってきたと言い
影山「……お前、なんで東京なんか行ってたんだ?」
「えっ……えーーーーっと、し、親戚のお葬式があってーー………」
影山「………??……ふーん、そうか」
「あれー?どうしたの?飛雄〜、私が居なくて寂しかった?!」
なんとも言えなさそうな影山をみては冗談まじりで影山をおちょくる
影山「さっ///寂しくなんかねぇボケェ!……ただ、一言言って行けよな……つーかお前携帯持ってんだって?!」
「うん!持ってるよ?でも、飛雄携帯持ってないと思ったから……」
影山は月島にいわれ私が携帯持ってる事を聞いたのを思い出し、私に聞く
影山「俺だって一応持ってる…部活の連絡とかあんだろ…」
「ププッ……バレーのためだけ??飛雄ほんっとバレー馬鹿」
影山「??」
部活の連絡取り用に携帯買ったのか!って突っ込めば 重要だろと真顔で返され、私は影山はバレー馬鹿と言い返すも影山の頭の上には??が浮かんでいて
「んじゃ、アドレス交換しよっか?」
ポケットから携帯を出せば影山と私のメールアドレスを交換する、想像通り影山の携帯はまだガラケーでアドレス交換の仕方がわからないらしく、私が代わりにやってあげる
「よしっ!じゃあ登録完了!って、影山待ち受けバレーボールだし笑」
影山「別にいいだろ……そんなこと言うお前はどうなんだよ、待ち受け」
「わたしー?私は普通だよ」
影山「ふーん………(ん?親、の写真か??)」