第6章 先輩
体育館に戻ると他の1年生達は新しいジャージを貰っていた
清水「はい.....大鷲の分」
烏野高校排球部とかかれた真っ黒なジャージを手渡された
「あっ.....ありがとうございます!」
横では翔陽が目をキラキラさせながらそのジャージを見つめていた
「翔陽、嬉しそうだね」
日向「おうっ!だって、初めての部活ジャージ!」
日向につられ他の1年生すこしワクワクしたようにジャージをきる
武田「組めたっ!組めたよーー!」
ジャージを着ながら雑談をして居るといきなり体育館入り口の扉がガラガラガラッと開き、顧問の先生がうれしそうに入ってくる
日向&影山「誰?!先生?!」
武田「組めたよー!練習試合!相手は、県のベスト4!"青葉城西高校"!!!!」
武田「あっ!君らが問題の日向と影山君か!今年からバレー部顧問の武田一鉄です!」
私は以前部活入部の際に武田先生と一度会っている
練習試合を組めたということを聞き、先輩達がまた土下座でもしたのかと聞く
武田「ただ、条件があってね」
その条件とは、影山をフルでセッターとして出すことだった、それを聞いた田中は俺らを舐めてるんですかと怖い形相で武田先生に反発する
菅原「い、良いじゃないかっこんなチャンスないだろ、俺は日向と影山の"あの攻撃"が4強相手にどのくらい通用するのか見て見たい」
日程は来週の火曜日、放課後の短い時間だから1試合だけと武田先生から伝えられた
詳しい情報を武田先生から聞き、今日は解散となった。田中はすこし納得のいかない顔をしていた