第26章 鉄壁
6月2日インターハイ宮城県予選初日、烏野は常波高校との初戦で2-0で烏野のストレート勝ちとなった。2回戦目は以前ストレート負けした伊達工業 "鉄壁"という名の猛者達との戦いになる
澤村「レシーブ練始まるぞー!」
部活「「うっす」」
初戦後、少しの休憩を挟んで伊達工業との試合前、アップとしてレシーブ練習が始まる
鵜飼「(伊達工にストレート負け、してから、たった3か月か。チームは確実に進化していても、2,3年のどっかでまだ、負けるイメージが居座っているのかもしんねぇな……この伊達工に飲まれぎみな空気をなんとかしねぇと…)
レシーブ練習中、鵜飼は部員達の少し緊張したムードに少し焦りを感じていた
西谷「ローリングサンダー!アゲイン!」
田中「のやっさん。ナイスレシーブ!きっれきれじゃねぇか。技名以外は…」
西谷「技名もきれきれだろうが!」
日向「アゲイン教えて~!!」
「なんですか今の!めちゃめちゃかっこいい!」
西谷「しゃあ!!心配することなんかなんもねぇ!!みんな!前だけ見とけよ!背中は俺が守ってやるぜ!」
日向田中影山大鷲((((かっこいい!!!!))))
武田「なんと!みんなの空気がいつも通りになりましたね」
鵜飼「おう…(小さい身体でなんつうたのもしさ。守備だけじゃない、リベロの重要な仕事はコートの後ろからのチームの鼓舞)本当に優秀なリベロだな」
緊張していた烏野、西谷の一言でみんなの顔が少しだけ緩んだ。試合時間になり烏野チームは円陣を組む
澤村「烏野ーー!ファイッ!」
部員「「「オーーーーーッ!!」」」