第10章 振りむいてよサファイア【O×S】
「…ぁっ…は、ぁ…ぁぁ…っ…」
何度もビュクビュクと放った俺は
もう立っていられなくて…
大野さんが唇を離すと
ズルズルとその場に崩れ落ちた。
「…ごめんな、さ……」
申し訳なさと恥ずかしさで
うなだれる俺の耳元で「ごちそうさま♪」
そう囁いた大野さんは
クスッと笑ってお湯を止めて
力の入らない俺の身体の
脇下と膝下に手を入れ
どこにそんな力があるのか…
ググッと立ち上がった。
こ、これって…お姫様抱っこ(〃ノωノ)っ…
「やぁっ…重い、から…だめ…っ…」
「おとなしくして♡ベッドいくよ?」
歩き出しちゃった彼の首に
仕方なくしがみついた俺…
本当にお姫様みたい…じゃん(〃ノωノ)…
ベッドに寝かされた俺を
大野さんが上から優しく見つめる…
ドキドキドキドキ…♡
今日一番の大きな鼓動…
今さらなんだけど
めちゃめちゃ恥ずかしくて。
その綺麗すぎる瞳に映されてる自分が
生まれたまんまのすっぽんぽん…
てことが(〃ノωノ)。
も、もう…
大野さん、俺のこと見つめたまま
なーんにも言ってくれないから
「…シーツが、濡れちゃ…」
なんて
ちょっと間をとろうとしたけど。
言い終わる前に
彼の熱いキスが俺の口を塞いで
ようやく
その逞しい体に抱きすくめられた。
あぁぁ…
大野さん…大野さんっ……
大好きです(>ω<〃)っ……
俺、今夜こそ…
あなたのものになる…
身も心も…全部…
嬉しすぎて…
幸せすぎて…
堪えきれない熱い涙が
目尻から、しゅわり…落ちていった。