第4章 琥珀色の恋【A×N】
俺は相葉さんのアグラの上に
向き合うようにして乗り
首に腕を回して引き寄せた。
「こんなに密着したこと…
俺たちの歴史の中であったかな…」
ちゅ…と1秒♡唇を押し当てる。
「去年の『UB』より…くっついてる」
相葉さんが俺の背中を支えながら
おでこをコチ…とくっつけてくるから…
「ずっと…そばにいたのにね…」
「うん……こんなに近くにね…」
もう♪この距離感がたまらなく嬉しくて
相葉さんの頬を両手でしっとり包み込む。
顔を少し傾けて
唇が触れ合う1cm手前で止まって
「…相葉さん…だいすき…」
囁くように言ってから
は、む……って……
今度は俺から…っていう感じで
相葉さんの唇を食ハみ食ハみした。
控えめにチロ…と出てくる舌が愛しくて
ねっとりと吸い上げてから
優しく数回扱いてやる。
「…あ、ふ…ぅっ…ニ……ん、んぅ……」
相葉さんから漏れる吐息が
俺の心を幸せで満たしていく…
首筋や後頭部に指を這わせながら
甘い相葉さんの咥内を堪能して。
ゆったりとキスをほどくと
また大型犬のウルルンな瞳が
優しく優しく俺のことを映した。
「ニノ…」
「相葉さん…」
首にギューって抱きつくと
大きな胸でギューって抱きしめ返してくれる。
「わかった?…俺の歓び…」
クスクスを抑えながら聞いてみると
「…ん…オレ風じゃないけど……伝わった♡」
「もっとガツガツ喜んでほしいの?」
「ふふっ…いい♪これがニノちゃんだから♪」
互いの胸をピッタリ合わせて
大きく深呼吸して……
「潤くんに…感謝、だな…」
呟いた。