第21章 あとがき
人間の常識は基本的にない子ですね・・・
距離感が極端ということや、
花やうさぎを愛でないという形で表れています。
謙信様のそばに暮らすようになって、
持っていないとまずいような常識だけは覚えますが、
そうでもないのは基本そのままです。
母親を死なせた負い目から、
(謙信様の子種を除く)
白色のモノや天使側の羽を苦手としていて、
襦袢も白色ではなく色のついたものを着用していました。
謙信様との婚姻以降は、普通に白いもの身に着けています。
謙信様以外の精液は体が拒絶するので、
夢魔としてはかなりの偏食です。
なので、謙信様が長期間の戦に行くときはいっしょにきて、
戦場で口からもらっています。
みんな知っているから何も言わないけど、
幸村と佐助君あたりはすごく気まずいと思います。
口でいけるなら、
別に普段から口でもいいのではと思われますが、
あくまで口からは気休め程度にしか、
エネルギーを摂取できない扱いで、
結局交わるのが一番効率いいです。
(さすがに戦場では謙信様が、
一応遠慮しているので口で我慢しています。
・・・たぶんたまに昂って、
天幕でやらかしていそうですがね・・・)
なんで覚悟の話の時みたいにあれだけ弱った状態だと、
口ではだめでした。
謙信様絶倫っぽいので、
謙信様が、葵への気持ちに気づいて以降は・・・
葵の方が悲鳴あげるレベルで、
子種注がれまくっています。