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軍神と夢魔

第20章 いくつもの”あい”を君と


混血の半人前夢魔は一人前の夢魔になり、
最終的に謙信の伴侶および、
その間にできた子供の母親になった。
負い目はまだあるが、謙信への愛情の方が勝っているため、
私なんかとはもう言わない。
お互いにお互いが好きすぎて、
完全にバカップル化している。
夢魔であるものの謙信に一途。
謙信にのみ甘いにおいがする。
謙信関係で真っ赤になって謙信を叩くことがあるが、
それが逆効果であることを彼女が知る日はきっと来ない。
尻尾は性感帯であり、愛情表現の一部。
最初にもらった布は特別な宝物。
最終的に白色の布も、尻尾にまくようになった。
(ただしそれでも青系統の色の方が葵は好き)
頭の先から、尻尾やつま先まで、
謙信の貢ぎ物だらけになっている。
(例:簪、着物、尻尾の布など)
種族ゆえに人間の医者の診察不可だったが、
監視役としてきた女医夢魔さんが専属医師になっている。
ちなみに葵の懐妊に気づいたのもこの女医さん。
女医さんは葵の子たちの健康診断も時々している。
監視役とはいうが四六時中見張られているわけではない。
あくまで呪いが再びでないための予防線というだけ。
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