第12章 波乱? ※注意
・葵の女子力・・・?
料理、掃除といった家庭面は万能だが、
花を愛でるといった方には残念ながら発揮されない。
料理、掃除も出生の関係で、
一人暮らしに近い生活をしていたために、
自然と習得したもの。
春日山では謙信のために料理を作り、掃除をすると、
過去で得た力を使えるのが、
葵の小さな幸せになっている。
葵にとって花はおいしい蜜が吸えるものぐらいの感覚。
ウサギも夢魔の世界で住んでいた時に、
食べたことがあるのか、
ぺろりと行くと堂々と謙信に告げるほど。
裁縫はボタン付けと、穴をふさぐなどの、
小さいことならできるが、
ゲームの主人公のように、服を作るほどの腕はない。
葵の花をむしって口に入れるに関しては、
毒草か否かも知らないのに、
手当たり次第口に入れる悪癖なため、
謙信に本気で注意をされている。
葵本人は毒効かないからいいじゃんどころか、
謙信にバレるとうるさいから、
彼のいないところで花食べようとするなど、
小言にあまり意味はなかった。
そのため、佐助や幸村といった、
ほかの武将に順番に小言を言われる結果になった。
謙信以外にやられそうになったときも、
最初は抵抗したが夢魔であるから平気だし、
抵抗したらもっとひどいめにあうと考えた葵は、
男のモノを口に咥えてその子種を飲もうとしたらしい。
だがなんでも口に入れる葵でも、
謙信以外の子種は身体が拒絶した。
この時の羽と尻尾は無理やりモノを口に入れられ、
謙信以外の子種を口に入れた拒絶反応で出ただけで、
普段の謙信に見せているのとは意味が違う。