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ケセラセラ

第9章 夏の夜の *シャーマンキング*



元が踊り念仏だったとは思えないほど、ノリのいい曲が掛かっていて、みんな楽しそうに笑っている。


「.....あれ?」

「んー?まん太、どうしたん?」

「ぁ、いや.....あそこにいる人、見たことある気が....」

「あれはうちにいるスケベジジイでしょ」

「え?スケベジジイって...」

「アンタ、あいつに何回も便器からひょっこりはんやられてるくせに」



えぇぇぇぇぇぇぇ........!!!!!



まん太の雄叫びは太鼓で掻き消された。
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