第4章 バッカス
びくっと跳ねたかと思ったら、背中を反らして翔ちゃんはイッちゃったみたいだった。
「あ…あぁ…もお…」
大野さんはびっくりした顔してこっちを見た。
まだ口には翔ちゃんのが入ったまま。
「…飲んだ…?」
「飲んだ…こんな味するんだ…」
「やだもう…やだぁ…」
大野さんにティッシュを渡してあげたら、口をぎゅっと拭いて、またこちらをみた。
どうすんのかな…
男とえっちなんかしたことないし…
「もう…無理ぃ…恥ずかしすぎる…」
精液を飲まれちゃったもんだから、翔ちゃんは小さくなってる。
俺のも…舐めてくんないかな…
もう、はちきれそうなくらい勃ってるからまた、ごりっと翔ちゃんの背中にソレを押し付けた。
「ニノのばかぁ…」
泣いちゃったよ…
「ひゃっ…」
急にびくっと翔ちゃんの体が跳ねた。
「えっ…ちょっと、智くんっ…」
大野さんを見たら、翔ちゃんの足を広げて。
足の間で、ボクサーパンツをずりっと下ろした。
「うわあっ…ちょっ…無理っ…」
逃げようとする翔ちゃんをまた捕まえて。
「もう俺、我慢できない…」
大野さんがぼそっと呟いて、大きくなってる大野さんのソレを翔ちゃんに押し当てた。