第1章 不器用な恋 (家康×舞) R18
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「はあ…っ、はあ、っ、はあ、っ…」
肩で息をするのがやっとなのか、苦しそうに呼吸をする舞だが、どこか瞳はうつろで、視線は定まらずにいる。
家康は、自身の帯をゆるめ前をはだけさせると、舞の膝を割り、ヒクつく秘裂に己の昂りを擦り付け、蜜を絡め、一気に奥まで押し入った。
「ひああ……っ!!」
突然の圧迫感に悲鳴にも似た声を上げる舞。
お構いなしに、ゆるゆると腰を動かし、中を擦り上げてゆく。
「家康…っ、や、駄目…っ!!やああっ」
「嘘。あんたのここ、俺のをしめつけて離さないけど?」
「っ、それは…っ、違…っ…」
「へぇ。何が違うの?三成ならいいわけ?」
「何言って、、、」
舞の泣きそうな顔に、胸がチクリと痛む。
ああ、こんな事、言うはずじゃなかった。
好きなのに。誰よりもあんたが好きなのにーーーー
自分自身への怒りが込み上げてくる。
けど、もう、引き返せない。
傷つけてしまうとわかっていても。
「俺に、興味もないくせに…嫌なら本気で拒絶すれば?」
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