第1章 第１話

聞き覚えのある声に後ろを振り替えると

警備員「あ、松本さん相葉さん」

潤と相葉くんが立ってこっちの様子を伺っていた

翔「潤！相葉くん！ちょうど良かった！実はこの人が…」

二人に声を掛けたけど二人とも怪訝な顔をしていた

翔「…潤…相葉…くん？」

潤「…君…誰？」

…え？

雅「潤、知り合いじゃないの？」

潤「いや…俺は初めて会った…雅紀は？何か知り合いみたいな言い方してるけど…」

雅「俺も知らない」

俺の事知らない…って…何言って…

翔「ふ…二人とも冗談やめろよ…俺だよ！翔だよ！」

潤「悪いけど、俺達君の事知らないから…」

雅「すみません、収録が入ってるので」

警備員「どうぞ」

翔「ま、待って！」

警備員「ちょっと君！ここから先は関係者以外立ち入り禁止って言っただろ！」

二人を追いかけようとしたけど警備員に捕まり進めなかった

そして二人は俺を一瞥し中に入っていった

翔「潤…じゅーーーんっ！」

俺の叫びも届かず二人は奥へと消えていった…