第7章 第7話
潤「と、とりあえずいただきます!」
潤は置いてあったスプーンを掴み、カレーを一口食べた
暫く沈黙の後俺は潤に
翔「…どう?」
恐る恐る聞いてみると
潤「…旨い」
翔「えっ…ほ、本当?」
潤「うん、ホントホント。スゲー旨いよ」
潤にそう言われ俺も食べてみると
翔「あっ…ホントだ…」
自分で言うのもなんだけど、今まで作った中で一番旨かった(って言うか今までが酷かったんだけど…)
潤を見ると勢いよく食べて
潤「翔、おかわり!」
翔「えっ…う、うん!」
初めて俺が作った料理でおかわりしてくれた
『旨い』って言ってくれるのがこんなに嬉しいなんて…
翔「あっ!そうだ!」
潤「どうしたんだ?」
翔「見つけたんだ!」
潤「…何を?」
今俺がやりたい事…今でしか出来ない事!