第7章 第7話
~翔side~
あの騒動の翌日、居酒屋に赴き辞表を提出してきた
店長からは何故か必死になって止められたけど…(そんなに人手不足だったかな…?)
他の店員の皆からは「良かったな」とか「寂しくなるけど他でも頑張れよ」って言ってもらえた
でも潤のマンションに住まわせてもらってる以上、俺も仕事をしないと潤に甘える訳にいかないから、早く仕事を探さないと…って思っていたが
潤「別に良いよ。翔は家の事やってくれれば」
…って言ってくれた…
…家の事って言われても俺料理出来ない、掃除もまともに出来ない…これじゃあ迷惑をかけるだけなんじゃないか?
それに気になる事がひとつ…
俺がこの世界に来た日、父さんから言われた事…
『何時まで叶わぬ夢ばかり見てるつもりだ』
…俺の夢って何なんだろう…