第24章 第24話
翔くんの身体を綺麗にして暫くすると、翔くんは目を覚ましていた
すると何故か翔くんは俺の顔をみてポロポロと泣き出してしまった
潤「えっ!?し、翔くんごめん!俺やり過ぎた!?」
俺が慌てていると翔くんは顔を左右に振って
翔「…本当に潤なんだ…って思ったら涙が止まらなくなった…」
潤「えっ…?」
翔「こっちに戻ってから何日も経ったけど俺不安だった…本当に帰れたのか…まだ俺は夢を見てるんじゃないか…って…」
潤「翔くん…」
翔「でも…今俺の事抱いてくれた潤は俺の知ってる潤だった…ここは俺の世界なんだ…って再認識させてくれたから…」
翔くん……こんなに側に居ても不安だったんだ…
俺は泣き続ける翔くんの身体を強く抱き締めた
潤「大丈夫だよ翔くん…俺はこれからも翔くんの側に居るから…もう離さないから…」
翔「潤…潤…」
そう…ここが翔くんの世界…
俺と共に生きる世界なんだ…
ーfinー