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例え世界が変わっても【気象系BL】

第23章 第23話


~潤side~

潤「…ん…」

雅紀に外出許可書を頼んだ後、どうやらウトウトとしていたらしく目が覚めたら辺りは薄暗くなっていた

ふと人の気配を感じて窓際を見るとそこには翔が佇んでずっと外を見つめていた

潤「翔…」

翔「あ…潤、起きたのか」

潤「…どうしたんだ?外をずっと見てたようだけど…」

俺がそう聞くと、翔は少し寂しそうな顔をして

翔「…ここに来て色々あったな…って思ってた…嬉しい事も…辛いことも…」

潤「翔…」

翔「でも、智くんやニノ、それに雅紀が居てくれて…そして潤が側に居てくれた…だから頑張ってこれたんだ…」

そう言って翔は今まで見たことのない位綺麗な笑顔を見せてくれた

翔「潤…ホントにありがとう…俺ここでの出来事は一生忘れない…俺がここに迷い込んだのも決して無駄ではなかったから…」

潤「うん…俺も…翔に出会えて良かった…」

俺達はそのまま引き寄せられるように口付けていた…

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