• テキストサイズ

例え世界が変わっても【気象系BL】

第22章 第22話


~翔side~

翔「…はぁー…」

潤の病室を出て、俺は病院の中庭にあるベンチに腰掛けていた

…もう智くん達から聞いたよな潤…

…やっぱり怒ってるだろうな…潤は身を挺して俺の事庇って、俺に帰るように言ってたのに…

1人考え込んでいたら突然俺の両目を覆われて

「だーれだっ!」

翔「うわっ!えっ、その声雅紀?」

雅「正解ー!何やってんだ?こんなところで…探しただろ」

そう言いながら雅紀は俺の隣に腰掛けてきた

…こんな事、俺の世界の雅紀ならやりかねないけど、こっちの雅紀がやるのは珍しいな…

雅「どうした?暗い顔して…潤の事気にしてるのか?」

翔「…ん…俺潤の言葉に背いてまで残って…潤、怒ってるかな…って…」

雅「ばーか、潤がそれ位の事で怒るかよ。そんな事で悩んでたのか?翔」

…雅紀に馬鹿って言われる日が来るとは思わなかった…

/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp