第3章 第3話
~潤side~
…何で俺コイツを家に招き入れたかな…
今俺のベッドには、今日テレビ局で会った男が眠っていた
潤「…熱出して目の前で倒れてきたら仕方ないけどな…」
大体コイツが俺の事知ってるのだって、テレビとか雑誌で見たから知ってたんだろうし
でも何で俺のマンション知ってたんだろう…
…まさかコイツ、ストーカー!?
やべっ!部屋まで入れたら絶対勘違いする!
警察に電話するべきか…いや、やっぱりまず事務所に電話…
俺はスマホを取りだし事務所に電話しようとした所に
翔「う…ん…」
…ゲッ…起きちまった…
その男はうっすらと目を開けて顔を俺の方に向けてきた
そして俺の顔を見ると何故かまたポロポロと涙を流し
翔「…潤…」
そう言って俺に向かって手を伸ばしてきた
…良く見ると綺麗な顔してるな…
俺はその瞳に吸い寄せられるように近付き、その手を握った
…俺…何やってるんだろ…