第7章 交換留学?(幸村の章)
針子たちの作業部屋にて
幸村「おいなんだよこの状態」
忍「幸村、動かない」
幸村「おい説明しろ」
忍「プレゼントの羽織、
間に合ったみたいでよかった」
幸村「プレ・・・?」
忍「佐助君に聞いたよ。
今日、誕生日だって?」
幸村「あー・・・そういえば、そうだったな」
忍「言ってくれたら、
もっといいもの作ったのに」
幸村「おー・・・気にすんなよ」
忍「あ・・・そういえば信玄様たちから、
幸村に文渡せって言われていたんだった。
あと信長様たちからも」
幸村「信玄様たちから?」
幸村は怪訝そうな顔をすると、
忍から文を受け取り、
その場で順番に読み始める。