第39章 なかぬなら・・・(家康ED)
家康「今更抑えられても」
忍のそんな仕草すら、
男を煽るものでしかないのに・・・
そんなことを家康は思う。
家康「素直に啼いていた方がいい。
楽になりたいんだろ?」
忍「・・・っ」
男の欲という意味でも、
薬を抜くという意味でも、
声を我慢するのは悪手だと忍に忠告をする。
彼女にとって薬を抜く、
それ以外この行為に意味はない。
だからこれ以上自分を煽ってくれるなと。
忍「は・・・ぁ・・・・ぁぁん」
家康が愛撫を再開すると、
忍は切ない声を再びあげ始めた。
忍「んんーーーっ」
よほど強い薬を盛られたのか、
忍の感度がいいのか、
胸の愛撫だけで忍は果ててしまった。
忍「は・・・ぁ・・・」
胸だけで薬が抜けてくれたらよかったのに、
忍はそう思うが、
身体の熱はまだ収まる気配がない。
むしろその熱は、
さらに増しているような気がした。