第36章 なかぬなら・・・(共通)
男「いってー・・・やってくれるね。
もう遠慮はしない」
男はそういうと再び衿をつかみ、
その肌を胸元まで露出させる。
男に柔らかな双丘を暴かれ、
忍はとっさに手で、
ふくらみを隠そうとするが、
男の方が早く、
その手を片手で拘束されてしまう。
忍「(もうだめだ)」
男に蹂躙される未来を想像して、
忍はその目を閉じた。
その瞬間だった。
??「待て!!」
路地裏に男の声が響く。
男「誰だ!!」
男は声の方に身体を向ける。
??「そいつに手を出すとはいい度胸だな」
男「な・・・あなたは」
男も忍も声の正体に驚くのだった。