第32章 いたずら娘の代償(石田三成)
忍「嘘・・・」
三成「嘘じゃありませんよ。
・・・そういえば忍様、
私のここに触れたということは、
お誘いと判断してよろしいですよね?」
忍「え・・・それは・・・ちょ・・・ま・・・」
三成「待てません。
あなたがあのように触れるから、
私はあなたを愛したくて、
仕方なくなってしまいました。」
三成はそういうと忍の唇にそっと口づけを落とす。
三成「とても柔らかいです・・・それにとても甘い。
いつかの甘味のようですね」
忍「・・・っ」
三成「あなたですよね?
この前、私の口に食べさせてくれたのは」
忍「・・・はい」
三成「今日は違う甘味がほしいです。
あなたというね・・・?」
三成は艶っぽい笑みを浮かべると、
忍の首筋にかみついた。
忍「い・・・っ」
三成「ふふ・・・やはりとても柔らかいですね。
首筋でこれなら、
ほかのところはどうなのでしょうね」
三成はそういうと忍の着物の衿に手をかける。