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イケメン戦国短編集

第23章 生贄の花嫁(真田幸村)


幸村「(初めて・・・いや久しぶりか・・・に見たけど、
   やっぱこいつ女なんだな・・・)」
初めて会ったときの湯あみでの出来事を、
数として入れていいのか幸村は悩んだが、
一応あれも加えることにした。
幸村はふとそのあと、信玄に言われた言葉を思い出す。
“信玄「そのうちあの子の胸は育つ。俺の勘ではな」”
幸村「(・・・たしかにあんとき、
    骨と皮しかなかったはずなのに、
    いつのまにかすごいことになってんな・・・)」
忍「幸?」
幸村「悪い・・・その胸元すげーなお前」
忍「越後や甲斐でのご飯おいしいから・・・」
幸村「あー・・・身長じゃなくて、
   こっちが育ったんだな・・」
忍「やめて・・・気にしてんのに」
幸村「なんでだ?男は喜ぶぞ?」
忍「刀ふるのに邪魔なの!!」
幸村「お前の場合はそうか・・・
   もったいねーのにな」
忍「幸村は胸大きい子の方が好きなの?」
幸村「どうだろうな・・・俺はよくわかんねー。
   そもそも一番知っている女がお前だからな」
忍「ふうん、じゃあ私が胸小さかったら、
    小さい子好きになっていた?」
幸村「かもな」
正直、女の胸の大きさなど、
気にしたことはなかったのだが、
相手が忍だからか、
そんな普段気にならないことも、
気になって仕方がなかった。
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