第21章 扇月の夜(今川義元)
義元「これだけ蜜出ていたら、
もういいかな?
というより俺の方が、
もう限界みたいだ」
義元はそういうと、
自分の寝衣をはだけさせていく。
その色気をまとった仕草に、
忍は思わず見惚れる。
だが寝衣を脱ぎ、
その下半身を覆う布を見てしまい、
忍は絶句した。
義元の下半身を覆う褌と、
その布を押し上げ主張する物体にだ。
義元「ああ・・・見るものじゃないって、
言おうとしたけど遅かったみたいだね」
忍「よ・・・義元さ・・・それ・・・」
恐怖に忍の声が震える。
義元「ごめんね。
すっかりこっちの刀はやる気みたいだ」
普段刀ではなく鉄扇で戦う男とは、
思えない言葉を吐きながら、
義元は褌すらとっぱらい、
忍の眼前に反り返った男の象徴を見せた。
忍「~~~~~~っ」
初めて見る男の象徴に、
思わず忍は、顔を背ける。
義元「そんな態度とられると傷つくなぁ・・・」
忍「だ・・・だってそんなの・・・
何かの冗談・・・ですよね?」
義元「何が?」
忍「だってそんなの・・・
き・・・聞いてない・・・
し・・・知らない」
初めて見る男の象徴である義元のモノに、
忍は混乱していた。