第15章 海賊と変人?(毛利元就)
元就「炎上って火あぶりにされんのか?
四百三十年後の日ノ本こえーな・・・」
忍「火あぶりというかむしろ精神攻撃です」
元就「まあいいけど家康似のやつは恋人じゃないんだな?」
忍「違いますね」
二次元の嫁ならいるけどと忍は心の中で思う。
元就「そうかよ。まあ、今更やめねえけどな」
元就はそういうと、再び忍に口づけをした。
忍「ん・・・ふぁ・・・」
その口づけは先ほどと違い、
舌と舌がくっつく激しいものだった。
口づけだけで力の抜けてしまった忍を、
元就は愉快そうに笑っていた。
元就「口づけだけでこれかよ。
いっておくが優しくはしてやんねえぞ」
元就はそういうと、忍を褥の上に押し倒し、
着物の衿に手をかけた。
忍「ま・・・待って」
元就「待たねえよ」
元就はそのまま、あっという間に、
忍を一糸まとわぬ姿にかえた。
忍「(胸そんな大きい方じゃないし・・・
それ以前に毛の手入れとか、
そんなのしてないのに)」
恋人いない歴年齢なうえに、
そういう雰囲気と無縁だった忍は、
恋人のいる友人のやっていることを、
思い出して泣きそうになる。
元就「・・・・・・」
忍「(ほら元就さんだって絶句してるじゃん。
そもそも湯あみだってしてないのに、
元就さん、本当ごめんなさい)」
そんな忍の言葉を裏切るかのように、
元就は、忍の素肌に口づけを落とした。