第11章 交換留学?(佐助の章)
おまけ
(そのころ安土では)
信長「今頃、奴らは会っているころか」
秀吉「信長様よろしかったのですか?」
信長「何がだ?」
秀吉「忍とあの上杉の軒猿の件です」
信長「お互い好きあっとるのだ・・・許すも何もなかろう」
光秀「おや信長様ともあろう方が珍しい」
信長「光秀それはどういう意味だ。
それにしても佐助もずいぶんと回りくどいものだ」
家康「そうですね・・・
交換留学で自分とあの子を交換とか。
言い出した本人のくせに、いざ来たら・・・
あの子がいないことにあの態度だ」
政宗「虎と龍も気づいてんだろうな。
でなければ優秀な忍びを、
こちらによこすことはねーだろう」
三成「お二人は恋仲ということでしょうか?」
光秀「そういうことだ・・・
まったくとんだ茶番に付き合わされたものだな」
信長「だがまぁ・・・俺のお気に入りに手を出すのだ。
上杉の忍びでも、あの女の同郷の男でも、
筋は通してもらわんとな」
三成「安土にもう一度挨拶に来てもらう・・・
ということですね」
政宗「おもしれー。まあ挨拶だけで済まさねーけどな」
各々、得物に手を伸ばして、
不敵な笑みを浮かべていたそうな・・・