第1章 幸せの時
今「華恋!いこーぜ」
岩「ほら、呼んでるぞ!」
『う、うん!行ってくる!』
好きな人とデートするってこんなにドキドキするんだな
今「さっき、がんちゃんとなにはなしてたの?」
『えっ!』
なにがなんでも隆二くんのこと話してたなんて言えない!
『今回の曲のふりつけの話だよ。なんで?』
今「いや、すごいたのしそうだったからさ、、」
そう言って少し悲しそうな顔をする隆二くん。
『えっ、そうかな。』
今「ごめん俺、自分でもヤになるくらいに情けないな」
『そんなことないよ!隆二くんはカッコイイよ!』
あたしは、ハッとした。
ヤバい。今、あたしなんていった。
かっこいいっつったよね。
それも、おっきな声で。
隆二くん、めちゃビックリしてるよー