第6章 主人とイヌの駆け引き
「ねえ。助けてくれてありがとう」
「レイラの事がバレたら一大事だもんな。まさか魔綺だなんてバレたらテレビに報道されるもんねそれだけは避けたい」
「そうよ…って何で魔綺だなんて知ってるの⁉︎」
「俺はお前の知らない事なんて無い」
「まさかあたしの黒歴史とか?」
「なんで三つ編みだったのかとかも知ってる」
「最悪だ…」
「まさか魔綺だなんて知った時には流石にビックリしたよ。この現実に存在するんだなって」
「終わった」
あたしの人生終わった
でも人にウソついちゃダメだよね