第4章 レイラは人間?
(やーいお前悪魔の子)
「悪魔の子何かじゃ無い!」
(でも俺のかあちゃん花咲レイラは悪魔の子だって言ってたもんねー)
「きゃっ」
あたしはその時倒れた
ムカついたから彼を叩いたら
バシッ
(え?血…かあちゃーん痛いよー)
(まあどうしたのその腕!血が出てるじゃ無い)
(レイラがやったんだ!)
(まあ花咲さん家のレイラちゃんが!)
「違う私じゃ無い」
(レイラがやってたじゃん)
(これはレイラちゃんママ呼ばないとダメね)
「っ…」
私はその時気づいた
カラコンも髪の毛をキツく縛るのも
日傘も
全部
「普通の子じゃやらないんだ」
それから人を拒絶するようになった