第10章 桜井仁を調べよ!(1)
「はぁ〜」
「レイラ〜どうしたの?」
「今日は先に帰っててバイトがあるから」
「じゃあついて行く」
「駄目!」
「え?」
「葉が仁の事尾行するって言ってたのよあたしがメイドカフェで働いてるのバレたらヤバいからお願い撒いて」
「まあ〜葉なら女子だからいいんじゃない?」
何か仁が葉って言ってムカつく
「うーんでも…」
「じゃあイイよ〜先にメイドカフェに行っといて〜撒けるかわかんないけどそこで逢おう〜」
「って言うかあたし仁の家の鍵持ってるんだから先に帰ってもいいんだけど!」
「ヤダ〜」
「はあ?」
「今日はメイドカフェ行く〜」
「もう勝手にしろ」
「じゃあね〜レイラ〜」