第7章 昔話をしようか
赤司「それからだ…亜美火が変わったのは……」
黒子「………永井さんも辛い思いを……」
赤司「その日からだ……俺が亜美火を守ろうと心に決めたのは」
亜美火の両親の葬式に言った俺は見た。
何も見えない、目に光が宿っていない亜美火を……
赤司「あみ………」
悲しみのあまり泣けない亜美火を赤司は
小さい体で亜美火の体を抱きしめる。
亜美火「せい……ちゃん……?」
虚ろな目をした亜美火が赤司を呼ぶ。
赤司「おれが守る!だから……あみはあみらしく居て……あみのおかあさんもそれを望んでいると思うんだだから………お願い…」
抱きしめる力を強くする
亜美火「うっ………せいちゃん……!せいちゃんっ!!」
亜美火はポロポロと大粒の涙を流す。
赤司「……………っ!!」
赤司は黙ったままだった。