第11章 エピローグ
由「おとらさん。」
お「あら、お頭様。涙雨さんと一緒に居たんじゃ………」
おとらさんは、かなり疲れた様子。
まぁ、あの集団を切り盛りしてるんだ。無理は無いだろう…………。
由「ちょっと聞きたい事があって………」
お「聞きたい事……ですか?」
由「うん。それが………」
僕は、不思議に思った事を全部おとらさんに説明した。
由「…………と言う訳なんだけど……これ、なんかの病気なのかな…………って、おとらさん?」
僕が言い終えると、おとらさんはポカンとした顔で僕を見ている。
お「お頭様………………本気で言っているんですか……?」
由「?なんで?」
おとらさんが、呆れた顔をした。
一体何なんだ?
可笑しい事でも言ったか?