第11章 エピローグ
涙「由賀。」
酒を飲んでいたら、涙雨が話しかけてきた。
由「?どうしま………どうした?」
涙「傷は平気?私の雷くらったでしょ。」
由「あぁ、大丈夫だよ。」
涙「そっか。…………お酌しようか?」
由「え?」
いきなりの事に、少なからず驚く。
涙「あははっ。そんなに驚かなくても良いじゃん。私は気まぐれだかんね。自分で言うのもなんだけど、滅多にしないよ?(笑)」
由「じゃあ………よろしく。」
涙「うん♪」
そう言うと、涙雨が盃に酒を注ぐ。
涙「私も飲もっと♪」
涙雨も僕の隣に座って、酒を飲みながら、皆の方を楽しそうに見ていた。
少し酔っているのか、頬がほんのり紅く、いつもより目がトロンとしている。
やばい。凄く可愛い。見とれてしまう。